広島大学文学部紀要, Temas19-21広島大学文学部, 1961 |
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... なっており、天平 12 年及び 18 年には同じ郷の戸主に父親と思われる嶋麻呂がなり、その戸としてはじめて表われ、天平勝宝 2 年には同じ郷の戸主嶋古麻呂戸口となっている。この間の事情は恐らく天平 5 年頃までは嶋吉の祖父千嶋の房戸的なものである安麻 ...
... なっており、天平 12 年及び 18 年には同じ郷の戸主に父親と思われる嶋麻呂がなり、その戸としてはじめて表われ、天平勝宝 2 年には同じ郷の戸主嶋古麻呂戸口となっている。この間の事情は恐らく天平 5 年頃までは嶋吉の祖父千嶋の房戸的なものである安麻 ...
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... なっているわけである。一例を挙げると、巻十八賀連歌巻首の欠脱の問題がある。この部分には、第二類の流布本、第三類の聖光明院識語本を通じて、すべて明らかな欠脱が有り、それが特徴となっているが、二類の紹甫本・小鳥居本、三類の昌功本通孝本という ...
... なっているわけである。一例を挙げると、巻十八賀連歌巻首の欠脱の問題がある。この部分には、第二類の流布本、第三類の聖光明院識語本を通じて、すべて明らかな欠脱が有り、それが特徴となっているが、二類の紹甫本・小鳥居本、三類の昌功本通孝本という ...
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形が本文になっていてよい所である。それが素眼本系の句形になっているのは、単なる補入でなくて、素眼本による訂正も行なわれたというのであろうか。もちろんその前に、小鳥居本の底本である流布本が、素眼本系の句形を具えていたかも知れないということ ...
形が本文になっていてよい所である。それが素眼本系の句形になっているのは、単なる補入でなくて、素眼本による訂正も行なわれたというのであろうか。もちろんその前に、小鳥居本の底本である流布本が、素眼本系の句形を具えていたかも知れないということ ...